千葉ポニーリーグ
昭和47年(1972年)秋、千葉西リトルリーグの卒部生(現・松本範夫監督を含む)にて千葉県下で初めての中学生硬式野球チームを結成しました。
昭和48年(1973年)4月、ポニーリーグの前身、日本中等硬式野球協会発足により「千葉ジャガーズ」として参加。
昭和50年(1975年)春、日本ポニーリーグ野球協会発足と同時にリーグに加盟し、第1回日本選手権から参加、おかげさまで50周年を迎えました。 結成当初は美浜区幸町、JR野球部グラウンドを練習拠点として使用。 その後、稲毛海岸・磯辺そして現在は千葉市中央区の花輪グラウンドをホームグラウンドとして、監督以下スタッフ12名・選手45名で日々練習に励んでいます。
ポニーの日本一を決する日本選手権大会では過去9回の最多優勝の栄誉に輝いています。平成19年には中学生の甲子園ともいえる第1回全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)への初出場を果たし、 平成20年には同大会への連続出場を達成しました。
第8回大会にも出場するなど、千葉県内のポニーリーグの中でジャイアンツカップ本戦へ出場しているチームは「千葉ジャガーズ」のみです(※2022年12月現在)
・読売ジャイアンツの高橋由伸元監督は当チームのOBです。
「千葉ジャガーズ」は千葉ポニーリーグのトップチームが使用するチーム愛称です。 ポニーリーグでは一定以上の人数に達した場合には新たにチームを編成し、多くの選手に出場機会を与えることがルール化されています。 このチーム編成により「千葉ジャガーズ」のほか「千葉メッセマリーンズ」などの愛称が用いられています。
今後も引き続き「野球」と「勉強」の両立を基本理念に掲げ、選手と共にチームも親も成長し、人材を育てるチームになることを目指します。
千葉ポニーリーグ 年間行事予定
行 事 予 定 |
時 期 |
備 考 |
・審判講習会 |
2月 |
連盟・各ブロック審判講習会 |
・第47回 関東連盟春季大会
・第7回全日本選抜中学硬式野球大会 |
3月 |
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・AP関東選抜選手選考会 |
4月 |
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・新1年生 審判講習会
・関東地区1年生大会
・北日本選手権大会関東連盟予選 |
5月 |
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・ジャイアンツカップ千葉県予選
・第49回全日本選手権ポニー大会 |
7月 |
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・ジャイアンツカップ
・千葉ロッテマリーンズカップ
・第47回秋季大会
・第27回コルト選手権大会(3年生選手) |
8月 |
・全日本中学野球選手権大会
(中学硬式野球の全連盟) |
・3団体交流戦(リトルシニア・ボーイズ・ポニー) |
11月 |
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・3年生 卒部式 |
12月 |
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大会内容や時期は年により変動があります。
協会ではこのほか、日米親善交流大会・関西大会・九州大会等が予定されている。 |
卒部生の主な進路
49期生(2024年)
木更津総合高校、桐生第一高校、市原中央高校、東京学館高校、千葉日大第一高校、茂原北陵高校
薬園台高校、千葉商業高校、磯辺高校、一宮商業高校
48期生(2023年)
木更津総合高校、千葉明徳高校、東京学館浦安高校、東京学館高校、八千代松陰高校、日大第三高校
市原中央高校、中央学院高校、立正大淞南高校、千葉敬愛高校、千葉商業高校、検見川高校
47期生(2022年)
木更津総合高校、千葉明徳高校、東京学館浦安高校、千葉英和高校、桜林高校、日大第一高校
青森山田高校、市立千葉高校、幕張総合高校、市立稲毛高校、千葉商業高校、銚子商業高校
46期生(2021年)
東海大市原望洋高校、千葉明徳高校、東海大浦安高校、志学館高等部、千葉商業高校、佼成学園
45期生(2020年)
市立習志野高校、成田高校、東海大市原望洋高校、千葉明徳高校、拓大紅陵高校、志学館高等部
敬愛学園高校、東京学館浦安高校、千葉学芸高校、県立船橋高校、市立千葉高校、市立稲毛高校
千葉商業高校、佼成学園
OB選手の活躍
・橋本 顕太郎 君(第34期生)横浜高校ー城西大学ー鷺宮製作所
・豊田 航平 君(第36期生)東海大学市原望洋高校ー東海大学ー千曲川硬式野球クラブーロキテクノ富山補強選手
・檜村 篤史 君(第38期生)木更津総合高校ー早稲田大学ーHONDA
・佐々木 遼 君(第45期生)県立船橋高校−京都大学野球部
・檜村 圭吾 君(第45期生)成田高校−明治大学野球部
ポニーリーグ活動について
1950年(昭和25年)秋、米国ペンシルベニア州ワシントンに初めてポニーリーグが結成されました。ポニーリーグは13歳および14歳の少年(中学生)によって結成される野球リーグです。ポニーとは英語で子馬を意味し、中学生の若々しい元気な姿を連想して名付けられたといわれています。
1951年は、ペンシルベニア州だけで行われましたが、翌1952年には全米に広がり、全米選手権大会が開かれることになりました。
その後、ポニーリーグを母体として組織は拡大され1959年末コルト・リーグ(15〜16歳)が、次いでブロンコ・リーグ(11〜12歳)が1961年に追加加入され、翌年に法人組織となり米国ボーイズ・ベースボール協会と呼称されました。
さらにピントリーグ(7〜8歳)、ムスタングリーグ(9〜10歳)、サラブレッドリーグ(17〜21歳)が次々に生まれ、現在は6階級に分かれております。
そして海外的にも、メキシコ・プエルトルコ・カナダ・ベネズエラ・オランダ・イタリアと地域を広げ、国際ベースボール連盟が成立され、毎年、世界選手権大会が開かれております。
PONY Baseball 本部のサイト
2.日本には昭和50年(1975年)誕生
このような組織を日本の少年にもと熱心な野球関係者の声が集結し、昭和50年1月米国ボーイズ・ベースボール協会ポニーリーグ公認のもとに、日本ポニーリーグ野球協会が結成されました。さらに翌51年、小学生高学年を対象としてブロンコ・リーグが生まれ、名称も日本ボーイズ・ベースボール協会と改めましたが、53年、本部の米国に倣って現在の日本ポニー・ベースボール協会に改称しました。また平成23年に公益社団法人として認定されています。
日本ポニーベースボール協会のサイト
3.ポニーリーグの特徴
協会指定の硬球を使用して公認野球規則を基にして行われます。日本においてはかつて塁間・投本間が短くされていましたが、現在ではこれも通常の規格になっています(一年生大会など一部大会を除く)。
また、できるだけ多くの選手に出場機会を与えるため、投手を除く先発選手に限りリエントリ出場が可能。その他、投手の投球回数制限なども設けられています。
ポニーリーグ指導理念
ポニーリーグ理事長・広澤克実氏「ポニーリーグの機会均等の育成方針」